床の間 表 : 龍鬢表(りゅうびんおもて) 縁 : 高麗縁(こうらいべり) 七宝・金・中紋
名古屋市 西区 K様邸 の続きです。
最近、めっきり無くなってきた「床の間」です。
畳表には、「龍鬢表(りゅうびんおもて)」を使用しました。通称、"赤龍鬢"というもので、刈り取ってから日干しして退色させたイグサで織り上げるという手のかかったものです。目巾(めはば=畳表の谷目と谷目の間隔)も一般的なものより広く織り上げています。
裏側を見ると、スノコ板のタイプで、中京地区では一般的な作りですが、木で作った土台に畳表を糸で縫い留めます ・・・ 昔からのやり方ですが、先人は工夫して作っていたんですね。
床の間が数少なくなっていくのは、寂しいですが、和室を少しでも感じて頂けたら幸いです。
末永く、ご使用ください。
ご用命、誠にありがとうございました。
拝敷き・床の間の商品説明